ジャズって結構似てる気がするんだよなー。
クラシックとジャズが混じった音楽ってないのかなー。。
ドイツの音楽シーン、いや世界で長年にわたって独自の存在感を放つベーシスト、ディーター・イルグ(Dieter Ilg)。
彼の音楽は、クラシックの構造美とジャズの即興性を見事に融合させることで、ジャンルの枠を超えた“新しい音楽のかたち”を提示しています。
今回はそんなベーシストの音楽などを紹介していきます。
Dieter Ilg/ ディーター・イルグ:クラシックとジャズを融合するドイツの名ベーシスト
Dieter Ilg/ ディーター・イルグについて
音楽キャリアと影響
イルグは1961年にドイツのオッフェンブルクで生まれ、6歳でヴァイオリン、後にヴィオラを演奏し、13歳でコントラバスに転向しました。その後クラシックのコントラバスを音楽大学で学び、その後ニューヨークのマンハッタン音楽大学でジャズを学びます。ジャズシーンでも活躍し始めます。
ドイツに帰国してからジャズ界の著名なアーティストと共演しながら、フライブルク音楽大学で教鞭をとるなど教育者としても活躍しています。
本題とは外れて現代音楽の話になりますが、フライブルク音楽大学は作曲家 ブライアン・ファーニホウ も作曲の講師をしていました。さらにそのファーニホウに師事していたのが細川 俊夫さんです。二人とも現代音楽の巨匠なので興味があれば聴いてみてください。新しい音楽体験が得られると思います。
クラシック作品のジャズ解釈
イルグの特徴的なプロジェクトの一つに、クラシック音楽をジャズの視点から再構築する試みがあります。彼はベートーヴェンやバッハ、ワーグナーの作品をジャズの言語で表現し、これまでにない新しい解釈を生み出しました。
アイデア自体はありがちですが、実際に音楽にするのは無限の可能性がありますよね。では実際に聞いてみましょう。
ディーター・イルグのおすすめアルバム
Mein Beethoven
みんな大好きベートーヴェン。題名を直訳すると『僕のベートーヴェン』。彼にとっても特別な存在なんでしょう。
B-A-C-H
人類の至宝 バッハですね。その中の一曲 G線上のアリア を載せておきます。
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Parsifal
こちらはワーグナーです。
Ravel
フランスの作曲家 モーリス・ラヴェルですね。ドビュッシーと並び称される大作曲家です。
ベース一本でのアルバム 『BASS』
ベース一本でのアルバムもあります。すごすぎる。
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最新プロジェクトと今後の展望
イルグは現在も精力的に活動を続けており、最新アルバム『Motherland』では、彼のルーツや音楽的背景を反映した楽曲を披露しています。このアルバムでは、彼のトリオが多様な音楽スタイルを取り入れ、ジャズの枠を超えた表現を追求しています。
ディーター・イルグの音楽は、クラシックとジャズの融合を通じて、ジャンルの枠を超えた新たな可能性を示しています。彼の演奏を聴くことで、音楽の奥深さと自由な表現の魅力を再発見できるでしょう。
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