ベースの練習で役立つアプリはいろいろありますが、最近特に使う頻度が高いのが 「Moises」 です。
そして今、ちょうど 1年サブスクがセール中だったので、このタイミングで Moises の魅力と、実際の使用感をまとめておきます。

【Moises 】で練習効率が劇的に上がる話(期間限定セール情報あり)
🎼 Moisesでできること(要点まとめ)
Moises は、曲を読み込むと ボーカル・ベース・ドラム・ギターなどを分離してくれるアプリです。
他にも、
- ベースの音だけ分離できる
- 各楽器を別に分けて書き出せる
- 曲の構成でループ練習ができる
- コード進行を自動で表示してくれる
- テンポ変更・キー変更
- 自分のベースをミックスして録音可能
僕の使い方
ベース消して「マイナスワントラック」として自分が弾ける
ミックスに埋もれたベースを取り出せるので耳コピの時間が圧倒的に短縮される
- ループさせて弾いて、録音して原曲とのグルーヴの違いを聴く
Moises の音源分離の仕組み(わかりやすく)
① 曲全体を AI が周波数成分に分解する
1つのステレオ音源(2ch)を
→ 何千もの周波数成分に細かく分け
→ それぞれがどの楽器の特徴に近いかを解析します。
② 楽器ごとの特徴をAIが学習している
Moises は「Spleeter」などの最新技術と同じく、
膨大な量の音源を学習して
ベースの周波数帯・倍音構造
ドラムのアタック
ギターのハーモニクス
ボーカルのフォルマント
などを「AI が特徴として覚えている」状態です。
つまり、
“これはベースの音っぽい”
“これはボーカルの成分だろう”
と判断して分離しています。
③ 単純に「抜き出してる」わけではない
ここがポイントですが、
Moises はただ元音源から成分を切り取っているのではなく、
→ “この部分がベースの音だ”と推定して
→ ベース成分を強調または再合成している
という仕組みです。
だから、元の音源にベースが小さく入っていても
AI が強調してくれるので聞きやすくなる
という現象が起きます。
これは「抽出」というより、
“AIによる推定的な再構築” に近いイメージです。
だからかなり綺麗に分離してくれますが、場合によっては音程が聴きづらい場合もあります。
期間限定のセールについて
Moises はサブスク型(年間プラン)なのですが、
今ちょうど 1年版が割引中になっていました。
普段から音源分離や耳コピをする人には、
このタイミングで入っておくとかなりお得です。

まとめ
Moises は、ベースを練習する人にとって
耳コピ
分析
ニュアンスチェック
遅いテンポ練習
セッション準備
など、あらゆる場面で役に立つアプリです。
セール中に始めると年間コストも下げられるので、
興味がある人はぜひチェックしてみてください。



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