ベースでコードを弾こう!① 〜基本編〜 3種類のコードが弾ければ何でも弾ける

ベース コード 弾き方ベースの練習方法
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ベースでもギターみたいにコードを弾きたい!!

 

ということで紹介するのは基本となる3つのコード。実はこの3種類のコードが弾ければ世界の70-90%ぐらいの曲が弾けます。

ベースでコードと言うと難しく感じられると思いますが意外に楽勝(練習は必要ですよ)で、コードが弾けるとものすごい利点があります。

  • サウンドの幅がものすごく広がるのでバンドメンバーにも喜ばれる
  • コード進行も理解しやすいし覚えやすくなる
  • ベースで弾き語りも出来る

 

ということで利点しかないので弾けるようになっちゃいましょう!コードに関しては2回に分けて書こうと思いまして今回の基本コード編、そして次回のジャズコード編になります。実際に楽曲の中での使い方や注意点なども書いてるので是非参考にして下さい。

ジャズコード編はこちら

ベースでコードを弾こう!② ~ジャズコード編~ 曲の暗記、ソロ練習にも役立ちます
前回の記事で基本の3つコードを見てきました! そして今回はジャズコード編ということで8種類の押さえ方を紹介します。これが弾けると曲のコード...

ベースでコードを弾こう!① 〜基本編〜 3種類のコードが弾ければ何でも弾ける

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3種類のコードパターン メジャー、マイナー、ディミニッシュ

まず最初は基本の3つのコードの形 メジャー、マイナー、ディミニッシュ を覚えていきます。といってもこの3つが弾ければ莫大な量の曲が弾けるようになります。実際にコードの構成音を見ていくわけですが、、、ここで問題です!コードで一番大事な音はなんでしょう?

 

 

 

 

 

答えはベーシストにとってお馴染みのルート(1度)です。

ではコードのカラー(雰囲気)を出すのは何度の音でしょう?

 

 

 

 

 

答えは3度です。3度がメジャーかマイナーを決定するからですね。つまりコードを弾くときはルートと3度を弾けばコード感を出せるわけです。ここで書いたルートや3度の話がチンプンカンプンの方は練習と平行して簡単な音楽理論も学んだほうがいいです。面倒だと思うんですが音楽をやり続けるならいつかは学ばないといけないことなのでいっそ早めに勉強しちゃいましょう。

 

図の番号はコードのルートから見た度数

ここからは実際のコードの押さえ方を見ていきます。まず下の図の見方ですが、番号はコードの度数です。ド(1)、レ(2)、ミ(3)、ファ(4)、ソ(5)、ラ(6)、シ(7)、ド(1)ということです。1番はルート(Root)なので R を使っています。またベーシストにとって一番大切な音なので赤丸です。

他の記事でも書いていますがルートから比較して何度を弾いているのか?は常に意識するようにしましょう。意識しないとベースラインもソロも自分で作れるようになりません。

押さえ方は1=人差し指、2=中指、3=薬指 4=小指で表記されています。

 

まずはメジャーコードから

ベース コード 弾き方

図を見るとルート、3度の他に5度の音も弾いてます。これは3音にすることによってアルペジオが弾けるので5度も加えています。そしてなんで3度はもっと弾きやすい場所にあるのにオクターブ上で弾くんだろうと思ったかも知れませんが、これはベースは低音なのであまり近いところで弾くと音が濁るからです。

 

実際に弾いてみよう。右手の使い方

他のコードを見る前に右手の弾き方を説明します。右手はE弦=親指、A弦=人差し指、G弦=中指でクラシックギターのように弾きます。実際に下のコード進行を弾いてみましょう。

G        |D    C

もし全ての音を同時に鳴らす場合はルートと3度でコード感は出るので5度の音は抜いても大丈夫です。これはベースの場合音程が低いので5度も含めると音が分厚くなりすぎるからです。

 

2個目 マイナーコード

ベース コード 弾き方

押さえ方はルートとb3が同じフレットなので人差し指で一緒に押さえます。両方を押さえるのはみんなそれぞれ指の形が違うので何とも言えませんが、関節のところだと上手く押さえられないので指の腹を上手く使うといいです。5度は薬指で押さえます。

 

最後 ディミニッシュコード

ベース コード 弾き方

これはマイナーコードの5度が半音下がっただけなので、ルートとb3 は人差し指で一緒に押さえてb5を中指で押さえます。

 

覚えたコードを使って曲を弾いてみよう

これで基本の3つのコードを覚えました!もうこれでいろいろな曲が弾けるのでとりあえず弾きながら楽しく覚えましょう!最初は4小節のコード進行をひたすら繰り返して練習します。いくつかの例を挙げていきますね。

① G  |C  |Am |D

② Bm |Em |C#dim|F#

 

12フレット以上でもコードを弾いてみよう

さらに上のコード進行を12フレットより上でも弾いてみます。ギターの弾き語りが出来そうな音になったと思います。ベースは低音楽器でコードを弾くにはちょっと低すぎるので出来るだけ12フレット以上を使った方が音が綺麗に鳴ります。馴れてきたら好きな曲のコード進行を弾いてみましょう。

 

ルート音が指板上のどこにあるかすぐ分からないとコードは弾けない。。。

ここで気づいた方もいると思いますが、ルート音が弾けないとコードが分かっても弾けないですよね。もしまだ指板上の音名があやふやな方は最強の練習方法を紹介してるのでそちらを参考に練習してください!この練習方法+コードで弾けば相当練習になりますよ!(難しいけど。。。)

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ベースでコードを弾くときの注意点

練習は毎日少しずつ、絶対に無理をしない

指使いも結構違うので疲れますね。。。初めてコードを押さえた方は指が痛くなると思います。指が痛くなったらその日の練習はやめましょう。腱鞘炎になってしまうと楽器が弾けなくなっちゃうので絶対に無理して長時間やらないでくださいね。

 

コードは3種類に簡略できる

コードを弾けるようになってコード譜を見ていると Gm7 とあったとします。知ってる方は問題ないと思いますがこれはマイナーコードに7thがついただけでマイナーはマイナーです。といった感じでコード譜を見ていると色々なコードに出会うと思いますが、ほぼ全て今回学んだ3種類に簡略化出来るので安心してください。例を挙げるとこのようなコード進行があったとします。

ベース コード 弾き方

まず最初からG-6!なんだその6は!ってなるじゃないですか。今回はこういう数字は全部消しちゃいます。すると。。。

ベース コード 弾き方

 

|G-     |A      |D-   Db|C-   F  |

…..

おお、今回学んだ3つ、というかメジャー、マイナーの2つだけで弾けるじゃないか。となります。これはコードを簡略化しているだけなので問題ないです。そのコード表記のまま弾きたい場合は次回のジャズコード編を参考にしましょう。

 

コードを使った演奏のアイデア

パームミュートでアルペジオを弾く

上で書いたようにベースはやっぱり低音なので音が濁りやすいです。なのでパームミュートで音を短くしてアルペジオを弾くとベースらしさもありかつコード感もある素敵な演奏が出来ます。たとえば木村弓さんの『いつも何度でも』を普通に弾くのとパームミュートで弾いてみます。どっちがいいかは置いておいて雰囲気が違いますよね。

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コードの間にちょっとしたフレーズを弾く

やっぱりベーシストはベースラインを弾かないと。。。でもコードも少し。。。

ということでコードを弾いてその間にちょっとしたフレーズを弾くのもありです。

 

まとめ

ということで今回覚えた3種類のコードで莫大な曲が弾けることがわかったと思います。書いたように最初は指が痛くなると思うので無理せずに練習しましょう。それと理論は大事です。

 

次回のジャズコード編はこちら

ベースでコードを弾こう!② ~ジャズコード編~ 曲の暗記、ソロ練習にも役立ちます
前回の記事で基本の3つコードを見てきました! そして今回はジャズコード編ということで8種類の押さえ方を紹介します。これが弾けると曲のコード...

 

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