ジャズのセッションでロストしてしまう。。。
僕も散々ロストしました。メロディー楽器ならもしロストしてもあせらず他の楽器聴いて頭で戻れば大丈夫です。でも、ベースがロストするとバンドの屋台骨が違うことをやり始めるわけで、みんなを混乱におとしいれることにになります。アンサンブル自体を破壊しかねません。いや破壊しました。。。そして僕は考えました。。。
どうすればロストせずにみんなに安心感を与えられるベーシストになれるんだろう??
そして練習して気付いたことは単純でした。曲をしっかり把握すればロストはしなくなります。
ということで曲を把握とはどういうことか?説明していきます!
ベーシストがジャズでロストしない為に必要なこと
①コード進行とメロディーを弾けるようにする
コード進行とメロディーはいうまでもなく重要ですよね。この二つを暗記して弾けるようにしましょう。といっても簡単ではないと思います。
二つを別に覚えるのではなくて関連づけて覚えます。ピアノだったらコード弾きながらメロディーを弾くのでわかりやすいですがベースは出来ないのでウォーキングベースを弾きながらメロディーを歌うといいです。もしくはメロディーを弾きながら今のコードを考えて弾きます。
簡単ではないですが曲をちゃんと理解するにはコード進行とメロディーを覚えることは必要不可欠だとわかると思います。
曲の構成、特別な部分をみつけて覚える
ジャズをやってる人なら音楽理論にも明るいと思いますが、改めて書くと曲の特徴を覚えておきましょう。
A-A-B-Aなどの構成を覚えていても音楽に入り込みすぎて『あれ?今どこのAだっけ?』ってなったりしますよね。でも曲の中でどこか特別な場所や違った場所を頭に入れておくとロストしても戻れます。
上はJust Friendsのコード進行ですが丸で囲んだ部分の違いをコードの響きで理解するようにしましょう。他の曲でも大抵はクロマティックで進む場所があったり特別な部分があるのでそれを頭に入れておくだけで大分楽になります。曲で転調する場合なんかはわかりやすいですよね。
理論もわかっておくと色々楽です。
②コード譜を写真のように覚える
これは単純にコード進行を写真のように絵で覚えておきます。
曲が進むにつれて頭のコード譜も進行していきます。頭の中でアプリが動いてるような感じですね。でもコード一個一個じゃなくて全体像を把握しておくと安心です。
また4小節単位の頭で縦にコードを覚えておくのもいいです。
上のコード進行ならC G Am7 A7……と言う感じですね。4小節のどこかでわからなくなってもまた次の4小節から復帰できます。
③自分に自信をもつ
これは大分大事です。『多分合ってるかな?』みたいな状態で演奏していると、他のミュージシャンが他のコードを弾いたら『あ、今そこ弾いてるの?』となり他の部分を弾いてみたけどやっぱり合ってた。『戻らないと!あれ?今どこ?』となります。
他のミュージシャンが何をやろうともブレないことも大切です。
特にミュージシャンのレベルが上がるとわかりやすい演奏なんてしません。一人一人が独立してるけどアンサンブルがまとまってるというレベルになります。
でもバンド全体がよくわからなくなって仕切りなおし的な雰囲気になったら柔軟にあわせることも大切ですよ。
でも基本はブレない姿勢が大切です。
まとめ
・メロディーとコード進行を覚える
・コード譜を写真のように覚える
・自分に自信をもつ
これが出来ていればロストすることは格段に減りますしロストしても戻ってこれます。次回は具体的にロストしなくなる練習方法を紹介します。
https://bass.composition.space/lost-2
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