モータウンの伝説的なベーシスト『ジェームス・ジェマーソン』と同時代に活躍し、音楽の歴史を変えた「伝説の女性」キャロル・ケイ(Carol Kaye)を知っていますか?
世界で最も多くの録音に参加した(10000回以上と言われています)エレクトリック・ベーシストとして知られています。
今回は彼女の簡単な経歴
彼女の機材
素晴らしい音楽を紹介していきます。
キャロル・ケイの簡単な経歴
🎸 始まりはジャズ・ギタリスト
1935年にワシントン州で生まれ。
キャロルの両親はプロのミュージシャンでしたが、離婚により生活は決して楽ではありませんでした。彼女は9歳から働き始め、14歳になる前には自分でギターのレッスン代を支払って学び始めました。
14歳でプロとして活動を開始した彼女は、1950年代にはロサンゼルスのトップクラスのジャズ・ミュージシャンたちと共演するほどの腕前を持つジャズ・ギタリストとして活躍していました。
✨ ベースに転向したきっかけ、運命を変えた1963年
スタジオ・ミュージシャンとしてのキャリアは、1957年(キャロル・ケイ 当時22歳)のサム・クックのセッションから始まりました。当時はギタリストとして活動していましたが、1963年末、キャピトル・レコードでのセッション中にベーシストが欠席するというハプニングが起こります。
そこで代役に指名されたのがキャロルでした。
キャロル・ケイが「レッキング・クルー(Wrecking Crew)」という名称を強く否定している理由
キャロル・ケイは「レッキング・クルー(Wrecking Crew)」ミュージシャン集団の中で活動していたと言われますが、その名称を強く否定しています。その理由は、実際には50〜60人の完全に独立したプロフェッショナルたちの集まりであり、特定のリーダーに率いられたグループではありませんでした。主にその名称が後年になってから創作された不正確なブランド名だからだそうです。
機材:フェンダー・プレシジョンとピック
キャロルが使っていた楽器は
- フェンダー・プレシジョン・ベース
- トマスティック(Thomastik)のフラットワウンド弦
- 厚めのピック(ティアドロップ型 1.5mm)彼女のウェブサイトで販売しています。
- フェルト生地でブリッジミュート
と言っても他にも色々なミュートの方法もあります

キャロル・ケイがベースを弾いているおすすめの音楽
Carol Kaye – Boogaloo
初っ端から絶対にかっこいいことを確信するベースライン
The Beach Boys – Good Vibrations
まさかこの曲で!!僕の大好きなこの曲のベースはあなただったの!となった曲です。
年老いてからのデュエットもいい!
伝説のアルバム ペットサウンドで数曲のベースを弾いています。
Hikky Burr (Theme From “The Bill Cosby Show”)
アメリカのテレビ番組 『The Bill Cosby Show』(1969‑1971年) のオープニングテーマ曲です。この曲は クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones) と ビル・コスビー(Bill Cosby) の共作です。
Games People Play – Mel Tormé
このベースも独創的かつファンキー
Simon & Garfunkel – Scarborough Fair/Canticle
この人類の至宝の名曲のベースも彼女です。
まとめ
キャロル・ケイは、女性ミュージシャンへの偏見が強かった時代に、圧倒的な実力とプロ意識で道を切り拓いてきました。彼女がいなければ、今のポピュラー音楽の形は少し違っていたかもしれません。
もしラジオや映画で心地よいベースラインが聞こえてきたら、それはキャロル・ケイの演奏かもしれませんね!










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