ベースの妖精 エスペランサ・スポルディングの音楽

エスペランサ・スポルディンベーシストの音楽紹介
Photo by "Cowboy" Ben Alman
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ベーシスト、シンガーの Esperanza Spalding/ エスペランサ・スポルディングを知ってますか?

コントラバス、エレキベースを最高のグルーヴで弾きながら天使のような声で歌う女性です。しかも美しい。。。なんかもう妖精なんですよ。ミューズです。女神。

彼女は有名なのでちょっとググれば色々な記事が出てきますが、一人のエスペランサ・スポルディング好きとしておすすめのアルバムを紹介します。

 

ベースの妖精 エスペランサ・スポルディングの音楽

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2nd アルバム『ESPERANZA』

2008年リリースのセカンドアルバム。ジャズとブラジル音楽とポップの融合した極上のアルバム。聴きやすいけど全然飽きない独自のセンス。

10年くらい前に聴いた時は『いいなー』で、今改めて聴くとやっぱり『やっぱりすげー!』。そりゃパット・メセニーも他のミュージシャンもその才能に気付くよなと。

 

3rd アルバム 『CHAMBER MUSIC SOCIETY』

僕はこのアルバムが一番好きです!作曲編曲演奏もう天才すぎるなと!

CHAMBER MUSIC つまり室内楽です。彼女は幼少からヴァイオリンなどクラシックの楽器も演奏してきました。クラシック音楽、特に室内楽が好きでこのアルバムを制作したそうです。

僕はクラシックも練習してきたので、クラシック音楽大好きなんですよ。そして室内楽が僕も大好き!ドビュッシーやラヴェルの弦楽四重奏とかもう痺れるでしょ(聴いたことなかったら是非)!彼女はクラシックとジャズを融合させて特別な音楽を作り上げました。自分の声があるんですよ。素晴らしすぎる。

それはともかく一曲目の Little Fly は詩人の William Blake の詩に音楽をつけた作品です。ある日ハエを打ち殺した情景を詩にしています。下に歌詞のっけてるんで是非読んで下さい(和訳は下に)。

The Fly

William Blake – 1757-1827

Little fly,
Thy summer’s play
My thoughtless hand
Has brushed away.

Am not I
A fly like thee?
Or art not thou
A man like me?

For I dance
And drink and sing,
Till some blind hand
Shall brush my wing.

If thought is life
And strength and breath,
And the want
Of thought is death,

Then am I
A happy fly,
If I live,
Or if I die.

和訳はこちらのサイトに載っていました。

 ハエ The Fly:ブレイク「経験の歌」

 

 

以降のアルバム

以降のアルバムはジャズよりR&Bテイストに、彼女の声により重点がおかれた感じになったかな~と個人的には思います。別にだから駄目と言うわけじゃないんですが僕は特に好きではないのでここでは紹介しません。

もちろん以降のアルバムの方がいいって言う人も沢山いる。というかそっちの方が多いかも?知れないので是非聴いてみてください。なんにせよ彼女の音楽は本当に素晴らしいです。

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