「指弾きであたたかみのある音がほしい」
「ヴィンテージトーンを追求したい」
「スムーズな演奏性が欲しい」
——そんな方におすすめなのがフラットワウンド弦(Flatwound Strings)です。
でもフラットワウンド弦っていっぱい種類あるし値段も高い!失敗したくない!
僕もいろいろ試しましたが弦によっては高中音域が全然出なくて、モコモコした音でバンドの中で演奏すると聴こえないサウンドにもなりがちです。ここでは実際に僕が使用した経験からおすすめの弦を紹介していきます。
【実体験から】おすすめのフラットワウンド弦3選と選び方のポイント!
フラットワウンド弦とは?
フラットワウンド弦とは、弦の表面が滑らかに加工されているベース弦のことです。一般的なラウンドワウンド弦と比べて:
- 表面がツルツルしていてフィンガリング音が少ない
- 音がまろやかで太く、サステインは短め
- 弦の寿命が長く、長期間使える
特に、ジャズ、ソウル、モータウン系のサウンドには欠かせない存在です。
僕も基本的にどのベースにもフラットワウンド弦かブラックナイロンの弦を張ってます。
なぜかと言うと音が好き。というのも大きな要素ですが、何より弦交換しないでもずっと使えるというのがあります。
James jamarson も全然弦を交換しないどころかネックも反っていたっていうのは有名な話ですよね。
フラットワウンド弦で有名なのは Pino Palladino。彼が『Voodoo』(2000年)で使用したベースの1本は、1993年以来弦を変えていないそうです。以下の動画で語っています。
おすすめのフラットワウンド弦5選
1. D’Addario Chromes ECB81
弦の張力は高めです。僕も使っている弦で長年使っても中域が出て飽きないサウンドです。気持ち良い歪みがあります。定番ながら個人的には一番のおすすめです。
- ゲージ:.045 .065 .080 .100
2. Ernie Ball Flatwound (Group 3)
中音域にきらびやかさがあって音が埋もれません。僕もジャズべに使ってます。
- ゲージ:045,.065,.080,.100
ERNIE BALL Pino Palladino Smoothie Flats Electric Bass Strings Medium
上で触れた Pino Palladino がプロデュースしてる弦も出てます。弾いたことないので何とも言えませんがただのビジネスなんじゃあないのかなあ?という疑念が出て試してません 笑
3.La Bella 0760M/ 760FS
フラットワウンド弦の代名詞。James Jamerson も Pino Palladino もアルバム『Voodoo』でプレべにこの弦が使われてます。
0760M
James Jamersonも愛用!ただでさえテンションの高いフラットワウンド弦でこの弦はさらに太いのでネックの弱いベースだと反ります!
■ステンレススチール
■.052、.073、.095、.110
760FS
こちらはスタンダードと言われるもので La Bella ならこっちをおすすめします。
■ステンレススチール
■ゲージ:.045、.065、.085、.105
弦の張力低めのフラットワウンド弦
基本的にフラットワウンド弦の張力って高いです。ネックが弱いベースだと順反りしてしまって演奏どころじゃなくなります。なので以下の弦は張力低めの弦です。
Thomastik-Infeld JF344 Jazz Flatwound
ピノ・パラディーノはこの弦も愛用しています。というか彼色々な弦愛用しています 笑 でも実際に定番と言われるレベルの弦です。
- ゲージ:043.056.070.100
La Bella LTF-4A Low T. Flex Flat 042/100
上の Thomastik-Infeld を真似したとも言える弦ですね。僕も使ってたんですが使ってると音が本当に死んだ感じになってしまって僕は好きになれませんでした。弦の比較動画とかではそんなことはないしみんなの評価も高いんですが、僕は全然好きじゃなかったです。
ゲージ:.042, .056, .075, .100
フラットワウンド弦かブラックナイロンの弦か?
温かい音を出したいならブラックナイロン弦という選択肢もあります!

まとめ
ということでまとめると僕がおすすめするフラットワウンド弦は
1. D’Addario Chromes ECB81
2. Ernie Ball Flatwound (Group 3)
3.La Bella 760FS
弦のテンション低めなら
Thomastik-Infeld JF344
になります!
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