【実践的】ベーシストのための超簡単に楽譜を読む3つのコツ

ベース 楽譜 読み方ベースの練習方法
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こんにちわ低音振動です。

前回の【1日20分】1ヵ月で楽譜の読めるベーシストになる2つ練習方法 練習してますか?

楽譜はある程度読めるようになったし、ベースの指板の音名もわかってきた!でも実際に楽譜を目の前にすると目の焦点がぶれて、頭もボンヤリしてきて、全然読めん!!と言う方も多いと思います。例えばこの楽譜をすぐにベースで弾けますか?

ベース 楽譜 読み方

音符を一個一個追ってませんか?それでは時間がかかりすぎます。。。ということで今回は実際に楽譜をどう読むのか?やっていきます!

【実践的】ベーシストのための超簡単に楽譜を読む3つのコツ

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楽譜を読むまえの準備

まず楽譜をよむまえにある程度の知識が必要になります。

 

スケールとスケールの度数を理解しよう

まず必要なのはメジャースケールとマイナースケールが下で紹介する2種類の形で弾けることです。ここで重要なのはただスケールを弾けるのではなく、度数を理解して弾けることです!

度数というのは下の指板上の番号です。ド(1)、レ(2)、ミ(3)、ファ(4)、ソ(5)、ラ(6)、シ(7)、ド(1)ということです。1番はルート(Root)なので R を使っています。またベーシストにとって一番大切な音なので赤丸です。

 

メジャースケール

スケール 度数

スケール 度数

 

マイナースケール

マイナースケール 度数

マイナースケール 度数

 

曲のキーを見つけよう

楽譜を読むまえにすることは『曲のキー』を見つけます。前回も書いたようにある程度音楽理論(キーやコードなど)は分かるようにしておきましょう。

Key /キー(調性)、固定ド、移動ドについてわかりやすく説明
楽器練習していますか?ところで、今練習している曲の調が何か分かりますか?うーん、、、という方は是非この記事を読んでみて下さい。『Key/キー(調)』を理解することは音楽の第一歩です。音楽の基本キーについて分かりやすく説明したいと思います。・

 

ベースはキーのルートを動かせば、12キー簡単に弾けるようになる

これはベースやギターの特権なんですが、一つのキーでスケールやメロディーが弾ければそれを平行移動させるだけでどのキーでも弾けるようになります。

 

①1、3、5度を手がかりに楽譜を読む

もうこれで楽譜をよむ準備はできました!これから実際に楽譜を読んでいきましょう!

 

Cメジャーキーの場合

ベース 楽譜 読み方

ここで重要なのは1、3、5度を手がかりに読むことです。図で説明すると。。。

スケール 度数

CメジャースケールであればRの位置はE弦8フレットですね。これを楽譜にするとこうなります。

つまり楽譜上で1、3、5度を意識すると楽譜をよむのが簡単になります。実際に読んで見ましょう。1、3、5度以外の音は一個上、一個下という風に読んでみましょう。

ベース 楽譜 読み方

 

大分簡単に読めるようになったのではないでしょうか?じゃあもう一個いってみましょう!ベース 楽譜 読み方

 

キーBメジャーの場合

キーがBメジャーになるとシャープが増えまくるので複雑怪奇に見えて絶望します。

ベース 楽譜 読み方

 

でも安心して!ベースやギターの場合指板を平行移動させてRの位置をBにすればもうオッケー!

あとは1、3、5度を意識して1、3、5度以外の音は一個上、一個下という風に読みます。

 

ベース 楽譜 読み方

 

ベース 楽譜 読み方

 

②楽譜は音符の幅で読もう

ベース 楽譜 読み方

次に重要なのが音符の幅で読むことです。上の図を見てわかるように音名じゃなくて音符の間隔で読んでいきます。最初の音がCですが次は3度上なのでEですよね。特にEとか考えなくても指板をCから3度の位置にすれば弾けますね。

こんな感じで、1、3、5度を基準に読むテクニックと一緒に使えば大分楽譜をよむのが楽になります。実際に読んでみましょう。キーを見てみると♯1つなのでGです。もちろんEマイナーの可能性もありますが曲の最後がGで終わってるのでキーはGです。

ベース 楽譜 読み方

音符の間隔で見てみると

↓↓↓↓↓↓

ベース 楽譜 読み方

 

マイナーキーの場合

これまではメジャーキーでやってきましたがマイナーキーでも考え方は同じです。2つの方法を使って読んで見ましょう。

スケールの指使いと度数を確認して、

スケール 度数

 

曲のキーを確認します。♭3つなのでCマイナーで、最初のGは5度の音ですね。では弾いてみましょう。

ベース 楽譜 読み方

 

③楽譜はまとまりで読む

これは前回でも書いていますが、音符は一個一個読むのではなくて、まとまりで読みます。例えばこういう音符があったとします。

最初はD、えっと次はEで。。。それからC!

と読むと時間がかかるので、Dを読んだら次の音符は一個上に上がってるだけなので、一つ上の鍵盤です。Eとは読みません。例えば、 BASS とあったらみんな ベース とまとまりで読みます。B, A, S, S と区切っては読まないですよね。

一つ音符を押さえたらそこから隣の音符は一個上と考えて情報を減らしましょう。

フレーズで読みます。

例えば言葉で BASS とあったらみんな ベース とまとまりで読みます。B, A, S, S と区切っては読まないですよね。そういうことです。

フレーズで読みます。

 

まとめ

1、3、5度を手がかりに読む

楽譜は音符の幅で読む

楽譜はまとまりで読む

これらを意識してみましょう!!そしてなによりたくさんの楽譜をよむことが大切ですよ!!おすすめの楽譜はこちら。

 

シマンドル: 30の練習曲

シマンドル(SIMANDL)はコントラバスを練習する人にはまず出会う本で、ピアノのハノンのような感じですが、この シマンドル: 30の練習曲 はつまらないメカニカルトレーニングではなく綺麗なメロディーの曲が30曲掲載されています。楽譜をよむ練習にも最適です!

 

Charlie Parker Omnibook

もっとレベルが上がったらパーカー弾いちゃいますか(だいぶレベル上がりますが)。教則本ではなくてパーカーのソロがバスクリフで載ってる本です。ジャズやりたい人なら必携です。

 

ではでは!!

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