ジェームス・ジェマーソンが生み出した伝説的なベースサウンド!彼が使用していた機材などをまとめました!
ちなみに機材も気になりますが演奏技術は最も大事です。どうやったらジェームス・ジェマーソンのようなベースラインが作れるのかはこちらで。

山ほど曲があるのですが触りだけ紹介しています。

【機材編】ジェームス・ジェマーソンのモータウン・ベース・サウンドに迫る
ジェームス・ジェマーソンの使用ベース
1957年製フェンダー・プレシジョンベース「Black Beauty」
彼の最初のエレキベースは、リフィニッシュされた1957年製フェンダー・プレシジョンベースで、通称「ブラック・ビューティー」と呼ばれていました。このベースは、ベーシスト仲間のホレス・“チリ”・ルースから譲り受けたものです。 この「ブラック・ビューティー」は、ジェマーソンの手元に来てすぐに盗難に遭ってしまいました。
「アーリー60sサンバースト・プレシジョン」
ジェマーソンの代名詞:「The Funk Machine」
フラットワウンド弦とセッティング
La Bella製のヘヴィゲージ・フラットワウンド弦(.052–.110)
- 弦高は非常に高めに設定
- 弦はほとんど張り替えず使い続けていたので高音のない死んだ音(でも活気のある)が特徴
La Bella からジェームスジェマーソンの使っていたゲージのものが出ています。
実は僕もフラットワウンド好きで何本か試して僕のおすすめを紹介しています。

ブリッジ・カバーにスポンジ製のミュートを挟み、サステインを抑えた甘く太いトーンを実現
ブリッジ・カバーの見た目が好き!という方も多いです。
ミュートは上のブリッジカバーをつけなくてもスポンジでもできます。ほかにもいろいろなミュートの方法があります。

ライブではAmpeg B-15、レコーディングはD.I.直
ライブではAmpeg B-15を使用していました。1960年にアンペグ社が発表したベース用のコンビネーションアンプです。彼が使用していたのは、ンプヘッド側面のランダムな装飾が施されたトーレックスや光るロゴがないことから、オリジナルのB-15、または初期のB-15N(1960年後半~1961年製)であることが特定されています。
レコーディングはD.I.直
レコーディングではアンプのマイク録りではなくダイレクトボックスから直でした。このD.Iは市販されていませんでしたが、Acme社がオリジナルの製造元やエンジニアを追跡し、できるだけ近い材料と製造技術で再現を試みました。
ジェームス・ジェマーソンのベースラインが載ってる本
紹介するのはジェームス・ジェマーソンの英語の書籍です(日本語版は希少でプレミア価格!)。 内容は半分が物語、半分が彼のベースラインの楽譜で構成されています。タブ譜はないものの、楽譜が読めなくても音符の黒を追っていけば音の上下が目で見えるので、なんとなくの流れを感じながら音楽と一緒に楽しめます。
また、Vulfpeck(Joe Dartが所属)の動画では、ジェマーソンのベースラインを可視化した映像が公開されています。 音そのものは正確には分かりませんが、曲に合わせて視覚的に追うことで、楽譜の楽しみ方がぐっと広がります。 楽譜も「音を視覚で追う」という意味では、同じように活用できて面白いですよ。
DVDも出ています。
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