前回の記事では曲を覚える際にコード進行を物語として考えて覚えると良いという話をしました。
で今回はジャズスタンダード曲の『Summertime』を使って実践していこうと思います。
前回の記事を読んでいない人はすごく大事なことを話してるので是非一度見てみてください。
ではいってみましょう!
ベーシストのための物語で覚えるジャズスタンダード講座 ~Summertime編~
まずは聴いてみようSummertime
今日やるのはスタンダード曲のサマータイムっていう曲なんですが、George Gershwinの作曲で1935年のオペラ『ポーギーとベス』のために作曲しました。ポーギーとベスはマイルスもアルバム作ってますよね。
原曲はとりあえず聴いたことない人はBillie Holidayとか Ella Fitzgeraldのバージョンを聞いてみてください。サマータイムという名の通りすごい夏っぷりが伝わってくる演奏で物語性もたっぷりですよね。
ちなみに今回の物語で覚える、といっても歌詞の内容で覚えるとかそういう話ではないです。
メロディーを歌えるようにする。コード進行を番号で書く
まず最初にやるのがメロディを口ずさめるようにするのと コード進行を機能和声、番号で書いて整理するってことですね。
これについてはまた他の動画作ってるのでちょっとここでは省いちゃいます。ぜひともそっちの動画も見てみてください。
前回の動画でコードは情景を表して、コード進行は物語を進めていくものだっていう話をしましたが、メロディーは何かというと物語の細かな描写みたいなものです。コードやコード進行でぼんやり表した内容をしっかり表現するのがメロディーです。
なので音楽の核とも言えますね。なので歌えるようにして楽器で弾けるようにもしましょう。
ベースで弾きながらメロディーを歌って物語を感じながら覚える
それで僕たちは今メロディとコード進行という物語に重要な要素を持っています。この二つを使って物語を見ていきましょう。
曲のキーは原曲のAマイナーでやっていきますが、この曲は名曲だけあっていろんな録音があってマイルスデイビスとかチェットベイカー、ノラジョーンズも歌ってますね。でもみんなキーが違うんです。
なので尚更すぐにキーを変えられるように番号で覚えてるのを大切だと思います。
特に簡単な進行なので是非この曲でそういう考え方に慣れるといいと思います。
ここからは動画の方が分かりやすいので是非動画をご覧ください!
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