ファンクのベースラインは一見シンプルですが、
実はアドリブや発展のヒントがたくさん詰まっています。

今回は、The Metersの有名なファンク曲「Cissy Strut」を例にしながら、
ファンクベースでアドリブするための考え方をまとめます。

結論を書くと、

Cissy Strutはコード　C7　一発です。ということはある意味どのスケールでも使えます。ですが自由すぎると逆に難しいので決まりを作ります。

それは使うスケールと始まりの音を決めるです。

ファンクベースでアドリブするための考え方〜Meters – Cissy Strut を例に〜

① まずは「元のベースライン」をしっかり弾く

アドリブをしたくなる気持ちは分かりますが、
いきなり崩すより、まずは元のベースラインを弾くことが重要です。

理由はシンプルで、グルーヴの位置が体に入る16分音符のノリが自然に分かる

どこを変えても「ファンク感」が残るという状態になるからです。

アドリブは「元を理解した上での変化」である方が、圧倒的に説得力があります。

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Cissy Strutのベースラインは、理論的に見るととてもシンプルです。

基本はマイナーペンタトニック

そこに ♮6（ナチュラル6th）が時々加わるこのため、マイナーペンタ中心でも完全なマイナー感ではない結果として、
「ドリアン的な響き」を感じるファンクになります。

マイナーペンタトニックなどがわからない方はこの動画で学習してください。

Cissy Strutを使った練習で大事なのは、16分音符の感覚を体でつかむことです。

ポイントは：全部を弾かなくていい

休符もリズムの一部

ゴーストノートを意識する

アドリブしてもファンクに聞こえる人は、
音よりも「間」と「ノリ」をコントロールしています。

Cissy Strutはコード　C7　一発です。ということはある意味どのスケールでも使えます。

ですが自由すぎると逆に難しいので決まりを作ります。

それは使うスケールと始まりの音です。

あとは楽しみながら練習しましょう。