前回はタイムキープの感覚を鍛える練習方法を紹介しました。
今回は物凄い効果のあるリズム感を鍛える練習方法の紹介です。それでその方法は、
16分音符の4つ目でメトロノームが鳴るようにしてベースを弾く
(赤い音符がメトロノームのなる場所)
【ベーシストのリズム訓練②】超効果のあるリズム感覚を鍛える練習方法
16分音符の4つ目でメトロノームが鳴るようにしてベースを弾く
コンセプトは単純で、上の楽譜のように16分音符の4つ目でメトロノームが鳴るようにしてベースを弾きます(赤い音符がメトロノームのなる場所)。
これが出来ると何がいいのかと言うと、16分音符でリズムを感じることが出来てよりグルーヴのある演奏ができるようになります。またメトロノームに頼ることが出来ないのでタイムキープの感覚も向上します。
でも初めてやると全然出来ないと思います。ということで練習の手順を紹介していきますね。
ゆっくりのテンポで練習する
練習はなんでも最初ゆっくりから練習します。
この練習の場合BPM=50-60 からの練習をおすすめします。
出来なかったらもっとテンポを落としてもいいですが、逆に難しくなるかもしれません。
16分音符を感じて、手でたたいて練習(ベースを弾かない)
すぐにベースで弾くのではなくて最初は手拍子で感覚を掴みましょう。コツは頭の中で16分音符を感じることです。
下の図の黒枠が16分音符×4つで1拍になります。メトロノームは16分の四つ目で鳴るように感じます(×の音符がメトロノーム)。
ゆっくりのテンポで(BPM50程度)16分音符の感覚が理解出来たら下の楽譜の場所で手拍子します。ドライブ中やシャワー浴びながらいつでも練習しましょう。最初は難しくても根気よくやればすぐ上達しますよ。
上の3つが出来るようになったら3つをミックスしてみます。
簡単なフレーズを弾いてみる
最初は単純なフレーズがいいです。今回はレッチリの The Adventures of Rain Dance Maggie のベースにしましょう!単純ながらカッチリとしたグルーブが必要なベースラインです。何歳になってもフリーはフリーですな。
タブ譜も載せておきますが、本当はミミコピした方がいいですよ。その理由はこちらに。
休符の多いフレーズを弾く
そして最後に休符の多いフレーズを弾いてみます。休符が多いと頭のなかでしっかりリズムキープしないといけないので難易度が上がります。
まとめ
- ゆっくりのテンポで練習する
- 手でたたいて練習(ベースを弾かない)
- 単純なフレーズを弾く
- 休符の多いフレーズを弾く
以上、超効果のあるリズム感覚を鍛える練習方法でした。
次回は更に難易度のあがったリズム練習の方法を紹介します!
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